経済と安全保障に関する研究会

経済と安全保障に関する研究会

 米中の技術覇権争いが激化する中、世界主要国の経済産業戦略の動きを見ると、従前の市場経済メカニズムに全幅の信頼を置き、規制などを撤廃した「小さな政府」が最良の解であるとする政策パラダイムが見直され、エコノミックステートクラフトという形で、政府が国益、特に安全保障を念頭に積極的に介入する「機能する政府」に向かうというトレンドが顕在化し、経済安全保障という問題が世界経済を分断する形で覆いかぶさり、デカップリングされた世界経済というものを構想・認識しなければいけない時代が到来しています。

 こうした状況を受け、国際情勢の状況分析や中国はもとより欧米主要国の政策動向、企業の対応状況について調査把握し、以下の点を中心に中立的な立場から研究会で検討します。

(1) 我が国の産業政策、通商政策にどのように経済安全保障、エコノミックステートクラフト的な考え方を取り込んでいくべきか

(2) 重点産業分野、貿易通商戦略の在り方

(3) 欧米、中国の産業政策

11月30日に『Economic Statecraft』(デヴィット・A・ボールドウィン著)の翻訳本、『エコノミック・ステイトクラフト 国家戦略と経済的手段』を出版致しました。 詳細につきましては、こちらよりご確認ください。